ロジクール社より販売されているMX Masterというマウス、その中でも最強と呼び声高い3sというモデル。とても使いやすくて不満はないのだが、1つだけ大きな欠点がある。それは”ボディの大半がゴム製”ということだ。
使い続けるといわゆる”加水分解”を起こしベタベタになってしまう。高級感やフィット感を出すためにラバー加工している製品は山ほどあるが、それらは加水分解を起こしたとしてもラバー加工部分を取り除いてしまえば素地の状態でも問題なく使うことが出来る。
ただし当製品は違う。表面上の加工ではなく、しっかりと厚手のゴムが貼り付けてあるのだ。なので拭いて何とかなるレベルではなく、ゴムを貼り替えなければならない。
最近、後継モデルが出ると噂になっているがユーザーの声を見ると明らかに「加水分解しない素材にしてくれ」という声が多い。それほどに深刻な問題だ。
世界中で販売されている製品だけに、同じ悩みを抱えたユーザーが世界中にいる。そこで海外フォーラムを漁っていたところ、シェルを自作してプラスチック化してしまった猛者を発見した。
図面が公開されている。これは自分でプリントしてみたら使えるんじゃないか。そう信じて印刷サービスを利用してみた。
色々調べた結果、安くて評判も良かったjlcpcbという海外のサービスを利用した。素材を選ぶことになるけれど、レジン系の素材から適当に選べばいいと思う。ABSはいわゆる「積層痕」が出来てしまいザラザラと質感が悪いのでオススメしない。
届いたのがこちら。

取り付けの際は表面のゴムを剥がす必要がある。
力ずくで外そうとしてもビクともしないが、無水エタノールで接着面を塗ってみたら面白いうくらい綺麗に剥がれた。
作ったシェルを貼り付け、両面テープで貼り付けた。後々のメンテを考えたらそこまで強い奴じゃない方がいいかもしれない

コツとしては親指部分のボタンを使いたいならばある程度隙間を持たせられるように両面テープを厚くした方がよい。ピッタリ付けてしまうとクリック感が無くなってしまい非常に押しづらかった。
おわり