エンジニアらいむの日常。

雑学大好き。ガジェット大好き。キワモノ大好き。そんな91年生まれのアラサーエンジニアが周りに流されずひたすら綴っていくブログ。

悪質な光回線販売業者が訪問して来たので撃退したお話

年寄りを騙すビジネスモデルは撲滅すべき。
普段全く怒らない私でも、今回の手法には憤りを感じました。

前書き

タイトルの通りなんですが、久々に光訪問販売員が来ました。
この手の業者が来ること自体は珍しくもないのですが、今回の方は歴代トップクラスの素人感たっぷり且つ悪質だったので記事にします。
あくまで被害者を出さないために悪質な手口を共有することが目的であって決して晒し上げる目的ではありませんので担当者や所属会社、それから販売しようとしていた回線の情報に関する詳細は全て伏せます。悪しからず。

具体的には…

テレワーク中の昼休みに彼はやってきました。
「あーあーまたかよ面倒臭いなぁ」そう思いながらも暇だったので応対することに。
彼からの第一声はこんな感じ。
「あなたの家に引いている光ファイバーケーブルは古いので新しい物に引き直させてください」
「今引いている物では200Mbpsまでしか出ませんよ!新しいものを引き直せば1Gbps以上出るようになりますよ!」

これは面白い。私も一応 ITインフラのプロですから 彼が支離滅裂なことを言っているのは一発で見抜きました。

まず外観からは古いケーブルかどうかなんて区別できるわけがありません。それから光ファイバーケーブルの限界が200Mbpsなわけないですし、そもそも光ファイバーケーブルって仮に10年前のものでも性能を使いきっていません。更には家庭に引き込んでいる部分なんて所詮近くの電柱からの数メートルだけなんですよ。たったこれだけ引き直したところでパフォーマンスが上がるわけがありません。というかそもそもNTTはケーブルが折れて接続不可にでもならない限り引き直しなんてしてくれません。
ってなると某ダークファイバー網を利用した回線業者だなってことが分かってしまいます。
※後から彼の所属企業を調べてみましたが案の定某回線業者の代理店でした。回線自体は凄く良い物だと思うけどね…。

この手の勧誘って最初に売り込むサービスを名乗らないと違反になるんじゃなかったでしたっけ?知らない方が聞いたら今引いているNTTの方だと勘違いしてしまいません?法律に詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さい。
にしても如何にも今使っているものが駄目でそれを正しい状態にするために新しい線を提供してくれるような言い草...タチが悪すぎます。
「引き直させてください」って・・・。正しくは「お金払って新しい回線引きませんか!?お願いします!!」でしょう。

私が行った対処

長々と相手にするのも面倒なのでサクッと
「あれ?うちの回線契約って1Gbpsなんですよね。古い光ファイバーケーブルだと200Mbpsまでしか出ないんじゃなかったでしたっけ?測ってみます?www」
と返すと「200Mbps以上出ないとは言っていません!家に置いてあるモデムの性能によりますので!!」なんて平気で言い返してくるもんだ。
こりゃとんだ嘘っぱちでございます。最初に言ってることと全く違うじゃないか。最初に新しい光ファイバーケーブルを引き直さないと200Mbps以上出ないって言いましたよね。それにモデムって・・・何年前の話だよ。もう既にADSLの新規申し込みは終了しているはずです。光回線の終端装置はONUってことは業界人ならずとも常識中の常識ですよね。

そして嘘がバレた途端「はいはいもういいですよ帰ります」オーラを出してくるんですね。まあいつも通りの展開です。自分の有利な土俵でしか戦えない人って本当に格好悪い。

余談ですが我が家ではドコモ光を使っています。
ちょっと前までは100Mbps契約でしたがお値段据え置きで1Gbpsに切り替えることを知って即ドコモさんに電話して契約変更いただきました。
そちらの様子も記事にしていますのでドコモ光を使われていて且つ回線速度に不満を感じる方はお時間ある時にでも読んでいただけますと幸甚でございます。
engineer-lime.com

そしてよく聞かれるのがドコモ光の評判です。物凄く大容量のデータをやり取りされる方や回線速度を再重視するようなネットゲームをやられている方であればもっといい回線があるかもしれませんが、普通にブラウジングしたりYouTube見たり、AmazonプライムビデオやDisney+を見たりするくらいであれば必要十分です。(上の記事に具体的な回線速度も載せています)
もし新規でドコモ光を契約したい場合は素直にドコモショップに行くか、ドコモ製品を取り扱っている家電量販店に行くか、価格コムから申し込むのがおすすめです。訪問販売で加入するメリットは一切ありません。理由は以下にまとめますので引き続き当記事をご覧くださいませ。

もし光の訪問販売を食らってしまった際にやるべきこと

はっきりと門前払いして一生来ないようにしていただくのが一番ですが、もし対面して会話が始まってしまった場合は以下のように対応しましょう。

名刺をもらう

これは絶対です。やましいことがある輩なら絶対に寄越そうとしません。
もし渡してくれない場合は首から掛けてる社員証を撮らせてもらいましょう。まあ、名刺をくれないような方が撮らせてくれることはないでしょうけど…。
今回の方はとっても典型的で 名刺も社員証の撮影もNGでした。「個人情報なんで〜」だそうです。個人情報の定義をご存じなんでしょうかね。顔を出して且つ見える位置に社員証を掛けている時点で個人情報なんてダダ漏れです。この状況で渋るのはさすがに地雷。というか勉強不足ですね。
実は個人情報という物の定義は非常に甘く、個人を特定しうる物が2つ揃えば成立してしまいます。今回だと顔と名前、それから首に掛けた社員証には社名も書かれているのでバッチリです。ここまでしているのに渋るのは何やら物的証拠を残したくないと言っているとしか思えません。
たった2つの要素が揃っただけで個人情報として見なされてしまうということは、顧客の個人情報の取り扱いを遵守する企業であれば真っ先に教育されるとっても基本的なことです。企業のモラルも疑ってしまいます。

担当員の所属企業名と契約させようとしている具体的なサービス名を最初に言わせる

この手の業者って大概NTTだと連想させるような話し方をしてきます。そもそも直接のNTTは待ち構えていれば顧客が寄ってくるような立場なのでコストを掛けてまでこういった訪問販売員を用意する必要なんて無いわけです。回線の話をされたからと言って「NTTの人が来た!」と思い込むことは絶対にやめましょう。
本題に戻りまして、訪問販売員から聞き出すべきは「担当員の所属企業情報」と「契約させようとしているサービス名」の2点です。名刺を要求すると同時に聞き出しましょう。私の経験上、やましいことがある方ならばこの時点で尻尾を巻いて逃げられます。

この手法は光回線の訪問販売だけに限らず、悪徳商法で物品を売りつけられそうなときにも有効な手段です。そういったケースでも最初から物は見せませんからね。
最初からしっかりと見せてもらって、はっきりと「興味ありません」と断るようにしましょう。

もしサービスに惹かれて「契約しよう!」となってもその場では契約しないこと

訪問販売の中でも非常に良いサービスを紹介されることも勿論あります。ただし、絶対に即決しないことを私は強く推奨します。
理由は3つあります。

1) 判断を鈍らせてその場で契約を促すようなマニュアルを用いている

契約する前に1度冷静になってみてください。その契約、本当に必要でしょうか?本当に必要であれば、それよりも前に自分の足で契約しに行っていませんか?
彼らは「今契約してください!」ということに拘ります。その手には乗らないようにしましょう。

2) アフターサポートなんて期待できません

大抵の業者は遠方より足を運んで訪問してきます。間違いなく契約したらそれっきりになるでしょう。
長く付き合っていくサービスなら尚更、代理店は身近な方が好ましいです。

3) 訪問販売員を通すと中間マージンが発生する

よく考えてみてください。訪問販売員だって給与を貰って働いているはずです。この給与はどこから捻出された物でしょう?
はい、皆さんご存じですね。大元の回線事業者からのインセンティブです。
率直に申し上げると、インターネット経由で直接申し込めばそのインセンティブにあたる部分の金額が申込者本人に返ってくる事が多いです。代表的な経路としては価格コムですね。
「インターネット経由で契約するのは怖い」…という方でも最寄りの家電量販店などに行けばその金額分の商品をプレゼントしてくれたりすることもあります。

まとめ

この手の方々って「家の代表者がいなければ出直します」なんて言ってきますよね。今回は私がしっかりと追い返しておいたので二度と来ることはないでしょう。

今回解説した手法は光回線の販売だけに限らず、物品の販売に対しても応用の効くものだと思います。皆様も悪質な訪問販売にはくれぐれも注意しましょう。
鉄則は「その場で訪問販売には乗るな」「一度冷静に考えろ」です。