前置き
M1チップ、強すぎたよ・・・。
色々考えた末に購入したM1 MacBook Pro、正直期待以上の出来すぎて一時的な繋ぎとして買ったはずが絶対に離せない相棒になっていた。後にM1 Pro, M1 Max, M2, … と後継機種が出ていくのだが、どれもこれも値段が上がるばかりで大した性能さを感じずひたすら見送った。
さて、つい先日新しいMacが発表された。今後展開されていくAIに特化したチップセット、M4シリーズを搭載したモデルだ。
どんなものかは公式を見れば分かるので説明は控えるが、とにかく性能が上がっているとのこと。これまでは「大した性能アップじゃないな」と見送っていたが、今回は想像以上の進化、注目せずにいられなかった。ノートPCの耐用年数とされている4年が差し迫っていることもあり、このタイミングで買い替えを決断した。
予算
40万円。一昔前なら考えられない金額だが昨今は円安の影響で当初より約1.5倍の価格になってしまったため仕方がない。
とはいえ必ず全額使い切らなきゃいけないわけではなく、それよりも安い価格帯で条件に合致したモデルがあればそちらを選ぶ方針だ。
どれを買うか
いざ買おうとするとまた大きな悩みがある。どのモデルを買うかだ。
前回M1モデルを購入した際はProかAirの2択しかなかったが、今回は非常に多くの択がある。
今と同じくMacBook Proを選択するにも複数種類のチップセット、そしてメモリ容量などなどといったカスタム要素が多彩な点が悩ましい。
それから据置機という制約はあるものの高性能で非常にコスパの良いMac miniも選択肢に入っている。一見据置機は外に持ち出せないので不便そうだが、引きこもり系エンジニアの私にとってはデメリットにならない要素だ。
絶対に譲れない要素は以下。
- ファン付きモデルであること
- メモリ16GB以下はダメ
- 両側にUSBポートが付いていること
- しっかりとM1からの変化を感じられること
- ある程度のリセール率が見込めること
その他ポイントは以下。
- SSDは512GBでちょうどよかった。1TBじゃなくてもOK
- キーボードはJISがいい。見た目でUS選ぶ人が多いけど実はJISの方が100倍使いやすい(自分調べ)
- ACアダプタは出来る限りコンパクトな方が嬉しい
- 最近のシルバー色は好きじゃない。黒を希望。
- 持ち運びは考えていないので重さは気にならず。ただし16インチは机を大きく占めるのでもう買わなくていい
- 最近やってないけどまたデータ分析に復帰したい欲あり。性能良ければ良いに越したことはない
- ゲームはしない。グラフィックどうこうを売りにしている機種は不要
色々調べた結果、以下2つのモデルに絞り込んだ。
- MacBook Pro M4 MEM:32GB / SSD:512GB
ベースモデルにメモリだけを追加したパターン。
- MacBook Pro M4 Pro MEM:24GB / SSD:512GB
M4Proチップの通称”吊るしモデル”。
どちらもおおよそ30万円少々、予算を下回っていていい感じ。メモリを取るかCPU/GPU性能を取るかの2択だ。
Mac miniもデメリットはないと感じたのだが、一点だけどうしても許せない要素があった。私の環境に依存する内容ではあるのだが、”モニターでゲームをしながらPCで調べごとができない”ということ。
PC用とゲーム用途でモニタが分かれていれば問題ないのだが、私の環境では1枚のモニタの入力を切り替える形で運用している。わざわざモバイルモニターを買い足すのも嫌なので今回は対象から外す決断を下した。
どれを選んだか
先に結論だが、M4Proの吊るしモデルを購入した。
選定理由は以下の通り。まずは必要条件を以下の通り評価した。
条件 | M4無印 | M4Pro |
ファン付きモデルであること | ○ | ○ |
メモリ16GB以下はダメ | ○ | ○ |
左右にUSBポートが付いていること | ○ | ○ |
しっかりとM1からの変化を感じられること | △ | ○ |
ある程度のリセール率が見込めること | ○ | ○ |
正直かなり難しい選択だった。どちらも求めている条件が詰まっていたから。
ただどうしても引っかかる点があって、それは『M4はM1チップの最大1.7倍の性能』という点だ。元の性能が良かったので1.7倍でも非常に大きいのだが、M4 Proならどれくらい性能アップするのかと考えた。
結論からすると、M4無印でもしっかり変化を感じられるがM4 Proだと大幅な変化を感じられるそう。今回購入するものは買い替えまでの繋ぎではなく正式なメイン機ということもあり、ここは妥協すべきでないと考えた。
発売は来週の金曜、届くのを心待ちにしている。届いたらレビュー記事でも書いてみようと思う。