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まずはこの推移を見て欲しい。

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完全に上向き調子になっています!
もちろん、何も変えずに上向き調子に持ってきたのではありません。

回収率がプラスに転じた”ワケ”

最初に言っておくと 運が良かった というわけではないです。詳しくは以下に纏めます。

1. 券種を単勝メインから3連複メインに変えたこと

競馬を始めてからずっと単勝一筋で突き進んできましたが、僅差で負けて「あ〜、複勝にしときゃ良かったよ」と思う機会が多いことに気付きました。
要するに、馬圏内を当てることは得意だけど1着を当てるとなると私にとって難易度が高かったのです。
複勝やワイドだとある程度の金額を注ぎ込まなきゃリターンが少ない、馬連だと3着になったときが悔しい。そうなると残るのは3連複だけでした。
よほどガチガチじゃ無い限り10倍を切ることは少ないですし、何より多めに買っても思ったより点数が嵩まないのがGood。

2. 予想方法を変えたこと

これまでは『ハイブリッド新聞』というメディアのみを見て予想していました。知らない方のためにざっくりと説明すると完全にデータ主義の新聞で感情論一切なし、そしてこれまでの実績から「相対評価したレーティング的な物」「前半3ハロンは大体これくらいのタイムで走破するだろう」「後半3ハロンは大体これくらいのタイムで走破するだろう」といった具体的な数値がまとめられている競馬新聞です。その他にも「出遅れ率」「4コーナーで5番手以内にいた確率」などなどが纏められており、展開から予想するスタイルの方にはピッタリと言えます。
特に分かりやすく効果を発揮してくれるのが、出だしのスピードから「行った行った」の前残り競馬になりやすいダートの短距離走ですね。絶大な効果を発揮してくれました。
大変満足していたのですが、どうも私はこのデータに対して感情を上乗せして解釈してしまい、且つ 新聞に頼りすぎてまともに展開予想の時間を割かず直前の急なフィーリングで買い目を決めてしまうことが多かったのです。
そこで考えたのが「自分で考えないこと」。と言ってしまうと聞こえが悪いですが、他人の予想に丸乗りする という意味ではなく判断を機械に任せてしまおうというもの。俗に言う『競馬AI』という奴です。 独自のロジックでハイブリッド新聞に掲載されているようなレーティングや予想走破タイムを算出し、その比較結果を基に『3着以内に入る確率』を算出して上位の馬を選んで流す、といった形にしました。
結果は…冒頭の通りです。完全な上昇傾向が見られるようになりました!

3. その日その日で一発を狙わず、「年間トータルで勝とう」という考えに切り替えたこと

「その日の負けを少しでも減らそう」と考えて最終レースにぶち込む方、結構いらっしゃると思います。私も典型的なそれでした。
自己分析した結果、この行動のせいで大きな赤字を生み出していることに気付いてしまいました。そりゃそうですよね、冷静さを欠いているんですもの。
とてもシンプルな思考ですが、今は「今週はしょうがない。また来週頑張ろう」と考えるようにしています。

具体的な購入スタイル

『3連複1頭軸5頭流し』です。10点なので1000円から賭けられます。重賞だけ買うとしたら月1万円ほどで済みます。
買い目の決め方は上でも紹介したように競馬AIが割り出した最も3着以内に入る確率の高い1頭から次いで確率の高い5頭に対して流す、といったシンプルなスタイル。
サンプルとして『2020年11月1日に開催された東京11R 天皇賞(秋)』ではこんな感じでした。

馬番 馬名 3着内偏差
9 アーモンドアイ 100
6 フィエールマン 92
7 クロノジェネシス 85
4 ダノンキングリー 77
8 キセキ 71
2 カデナ 48

今回だと『アーモンドアイ』を軸に『フィエールマン』『クロノジェネシス』『ダノンキングリー』『キセキ』『カデナ』に対して流すという結果になります。カデナはともかく他については実績馬ばかりなので普通に一発ありそうですよね。
余談ですが今回の天皇賞、私の本命は『フィエールマン』でした。AIの予想でも2番手評価。これは行けると思い、調子乗って頭で購入する馬券まで購入しましたが首差で叶わず。出だしの不利がなければ…と考えたくもなりますが結果は素直に飲み込むことにしています。
結果はご存じの通り。以下の通り確定しています。

1着 アーモンドアイ
2着 フィエールマン
3着 クロノジェネシス
4着 ダノンプレミアム
5着 キセキ
…
8着 カデナ
…
12着 ダノンキングリー  

ダノンキングリーは明らかにおかしい結果になりましたが、大穴のカデナは人気以上の着順になりましたし馬券も綺麗なくらいに的中しています。
今回は1〜3着の順番まで正しく、仮に頭から3連単で購入していたら1点で当たっていた非常に珍しいケース。流石に出来すぎた結果になっていますが、こんな感じで確率を割り出してくれます。

競馬AIについて

私以外にも開発されている方がチラホラといらっしゃるかと思います。私も本職はエンジニアですから、その方々に負けないように、そして自分の技術力を測るといった意味で開発を始めています。
技術的な話をすると使用している言語はpythonで、LightGBMなどのライブラリを利用して作成しています。

実際にはAIなんて作ったこともなかったので1から手探りで作っているわけですけれども、それでも上向き調子です。
現状に満足せず、どんどん精度を上げていきたいですね。

最後に

上に纏めたものは全て過去の実績。精度を確かめるために12/27の15時頃、当記事を更新する形で『有馬記念』の予想を公開しようと思います。
気になる方は是非是非見に来てください。爆発的にアクセス数が伸びるようであればその先の重賞レースでも公開を考えます。

2020年有馬記念のAI予想:2020/12/26 20:00追記

ちょっと早いですが事前予想をupしておきます。
本命クロノジェネシス、対抗ラヴズオンリーユー、それからカレンブーケドール、フィエールマン、ラッキーライラック、サラキアという結果になりました。悪くないんじゃないでしょうか。
結果はいかに。
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2020年有馬記念のAI予想(馬体重発表後版):2020/12/27 14:30追記

馬体重発表後に改めて分析しました。
やや上位に変動有りですね。私はこちらを信じて購入したいと思います。
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2020年有馬記念の結果:2020/12/27 15:50追記

昨晩の解析結果通りに流していれば当たっていましたね…。出直してきます!来年にご期待ください!!

続記事書きました。(2020/12/27 20:30)

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Post Author: engineer-lime

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