【商品レビュー】MacBook Pro late2020(M1) 1ヶ月使用レビュー。【Apple】

何だかんだで結局またMacBook Proを買ってしまいました。

前書き

前回記事にしました通り、MacBook Proを新調しました。購入までの間で様々な選択肢がありましたが、結論からすると買って大満足でした。

購入した物のおさらい。

今回購入したのは最新型のM1チップを搭載した、MacBook Pro 13インチモデルです。
MacBook Proの括りとしては最下位モデルに位置しますが、これまでのハイエンド機(30万円〜)に負けず劣らずのパフォーマンスが売りの製品です。

構成はこんな感じ。512GBモデルのメモリを8→16GBに増やしています。

項目スペック
CPU/GPUM1
MEMORY16GB
SSD512GB

結局どう?

先に結論から。M1チップすごいです。

発熱量少ないですし、本当に16インチモデルに搭載されていたi9と遜色ないくらいのパフォーマンス。そして驚異のバッテリー持ち。所詮エントリーモデルの位置付けだしハイエンドモデルの16インチと比べたら劣化するだろう、と思っていましたが見事に期待を裏切られました。

使用感という点についてはサイズダウンしたので画面の臨場感やパームレスト、トラックパッドの使用感は多少変わってしまいましたが、使っていくうちに自分の体が順応してくれるものですね。今では全く違和感ありません。むしろこのコンパクトさが理想と感じてしまうくらい。新型が出たら16インチを買い増ししようと思っていましたが、もし出ると噂されている14インチも同等スペックであれば無理に16インチを買う必要はないな、と思いました。大きな画面で作業したい時は外部ディスプレイに繋げれば何も問題ないですしね。

あえてデメリットを挙げるなら

M1チップはとにかく素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれています。メリットについては多数のレビュアー様が取り上げてくれているので、私からはデメリットのみを挙げていきます。

デメリット1: Portが少ない!

分かりきっていたことですが16インチでは左右側面に存在していたUSB-CポートがM1 13インチモデルでは左側にしか存在しません。右側はイヤホンジャックのみ。

ただし実運用の話をすれば正直なところ大きな問題にはなっていません。USB-Cハブを駆使することによって特に不自由なく使えています。

ですが左右にポートがあれば便利なのも事実。デメリットとして取り上げさせていただきました。

デメリット2: しっかり発熱します!

電気で動く機械である以上、発熱は仕方ないですよね。後から発売されたデスクトップモデル、iMacにもそのまま同じものが搭載されるくらいパワフルなわけですから当然です。
巷に溢れている記事では『一切発熱しないのでファンの有無で大きく値上がりしてしまうProは買う価値なし!』という口コミをよく目にするのであえてデメリットとして記載します。

私の場合は通常のネットサーフィンに加えてWebアプリケーション開発や競馬AI開発を行っていますが、この中で最も負荷の掛かる競馬AI開発ではこれまでの16インチと同様にしっかりと発熱します。そして音を立ててファンが回転します。仮にファンレスのMacBook Airを選択していたら後悔していたと思います。

私のように負荷を掛けるような使い方をされる場合はファンの有無はしっかりと気に留めておくべきだと思いました。確かに3万円の価格差は大きいですが、この価格差が寿命やパフォーマンスに直結すると考えています。

デメリット3: M1ネイティブで動作するアプリケーションが多くはない

まだ出始めなので仕方ないですが、まだまだM1チップに最適化されているアプリケーションは少ないのが現状。

ただし可用性の観点で言えばRosetta2の互換によって大半のアプリケーションは問題なく動かせます。実際に私は今までintelチップ版MacBook Proで利用していたアプリケーションは全てそのまま使えました。

ただしM1に最適化されていないアプリケーションの起動時には多少のモッサリ感があります。この点においてはintelモデルの方が軽快。M1チップは何でもかんでも速い、というわけではないのです。

デメリット4: メモリ最大量が16GBと少ない

これは大問題。AI開発を行っているとあっという間に枯渇してしまいます。

しかし動作上は物凄く軽快なんですよね。恐らくSSDの性能がいいからでしょう。言い方を変えれば『SWAPが頻発してしまっている』と思われます。

SWAPというのは開発者にとっては馴染み深いものですが、一般的なユーザさんからするとなかなか馴染みのないものだと思いますので簡単に説明しておくと、SSDやHDDの領域をメモリとして利用する仕組みです。『仮想メモリ』とも呼ばれたりします。

例えば搭載メモリが16GBだとして、16GBでは収まらない量のデータを読み込まなければならなくなった場合、その不足分をSSDに一時的に書き込んで仮想的にメモリとして動作させるのです。

『何が問題なのか』という話になりますが、SSDは書き込み容量や回数に上限があると言われています。SWAPはストレージに対して読み書きを行う物ですから、頻発するようであれば少なからず寿命を削っているのでは、と考えられます。

ここについては長期間使ってみないと正しいことは言えませんが、少なくともいい状態ではありませんね。最低限、メモリの増設は必要だと感じました。

次期モデルでは最大64GBまで搭載出来ると言われていますから、買増しする際は最大まで増強しようと考えています。

デメリット5: 今のところWindowsとの互換はなし

これまではVMWareやBoot Campといった物を利用することによりmacOSとWindowsOSを共存させることが可能でした。これはintel製のCPUを積んでいたためです。M1チップはintel製ではありませんので、この互換が無くなってしまっています。

今後M1チップでも動作するWindows環境が展開されていくことを期待しています。

デメリット6: 安くはないよ?

先に断っておくと私は値段以上の価値があると思っているので10年以上macを買い続けています。ただし他社製品と比較するとどうしても『高いな』と思われているのも事実。ですのであえて突っ込ませていただきます。

今回のM1チップ搭載モデル発売に伴って『めちゃくちゃ性能いい!!』『intel版より性能上がったのに安くなった!』などという書き込みを目にすることがあります。ですが冷静になって他社製品とスペック比較してみてください。これまでのコスパが極端に悪すぎただけであって、今でもまだまだASUSやDellと比較するとハイエンド機の性能は雲泥の差ですし、性能あたりの価格も割高です。

一例を上げるならばASUSのROGシリーズと比較すると一目瞭然。実は今回の買い替え候補の1つでした。候補から外れた理由も説明しておきますと、ハイスペックが故に発熱量が多いこととApple製品で統一したかったことの2点です。いずれもM1搭載MacBook Proでは条件を満たせるものでした。

ASUSのROGシリーズは15万円程度で最新の3Dゲームを動かすことの出来るほどの性能を持っています。対して今回のMacBook Proで15万円というと最下位モデルがやっと。ストレージも256GBと心許ないですし、性能面で見てもグラフィック周りがとても貧弱です。

明確な使用用途や求める条件が決まっている方や、私のようにApple製品にこだわりのある方であれば素直に買えばいいと思いますが、ただ単に「パソコンが欲しい」という方や「とにかくハイスペックなマシンが欲しい」であれば一度他社製のWindowsマシンを調べてみた方がいいと思います。あくまでAppleというブランド製品で、中身は他社との互換を一切考えず独自に作られたmacOSですからね。

まとめ

今回はあえてデメリットを強調したレビュー記事をお送りしました。デメリットを全て許容出来る方にとっては本当に最高の1台だと思いますし、私自身本当に満足しています。

少しでも購入の参考になりましたら幸いです。

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